焼肉屋で食べる牛肉は、とても美味しいですがスーパーや精肉店で安いビーフを買って自宅でも高級肉風に調理できます。
それが、カルビの漬け込みです。
カルビの漬け込みは、タレに漬け込んで冷凍しておけば、1ヶ月間くらい美味しく保管できます。
食べる時は、サッと火を通すだけで良いですから時短にもなるでしょう。
高価な霜降り牛肉は、脂肪が肉全体に均一に入っている為、焼き方が少々荒くても美味しく食べることができます。
ですが、カルビや赤身肉を調理して美味しく食べるには、焼き方がとても重要になってきます。
そして、このような安価な牛肉を高級焼き肉風に味わえる焼き方が漬け込み焼き肉なのです。
今回は、牛肉の部位でカルビの漬け込みの基礎知識情報や、安いビーフが高級肉風になる理由や焼き方などについてご紹介していきます。
Contents
牛肉の部位でカルビの漬け込み料理とは?
牛肉の部位の中でも、漬け込み料理に向いている部分がカルビになります。
タレに漬け込む事で、味が牛肉全体に染み込み深い味わいが堪能できます。
美味しい焼き肉の条件として、味はもちろんのこと食感も大切です。
その食感は、ジューシーさが大切ですが通常の食用牛肉は【pHが5.5~6.0】の値で普及しています。
この値は、最も保水性が低く水分や旨味が凝縮されていて肉汁が出やすい状態になります。
ですが、加熱調理をすると肉汁がどんどん出て、肉質が硬くなっていきます。
つまり、食感や味などの風味を損ないにくい調理法が【牛肉のカルビの漬け込み】なのです。
肉汁を逃さないようにする為には、カルビをタレに漬け込む事で、タレに含まれる有機酸の働きにより、筋繊維に隙間ができます。
そこに糖・アミノ酸などの栄養成分が入り込み、肉汁の流出を抑えつつ食感が柔らかい肉になるのです。
牛肉の部位でカルビの漬け込み料理は、ジューシーな食感と、タレの味で深くて濃厚な味が堪能できます。
牛肉の部位でカルビの漬け込みの特徴!
少し臭みがある牛肉でも、タレに漬け込んで食べる事で臭みが緩和するので食べやすいでしょう。
また、肉質の硬い赤身肉やカルビなどのビーフにも漬け込み料理はおすすめです。
牛肉の部位で、カルビの漬け込みの特徴としては、他にもタレに含まれるグルタミン酸・有機酸・糖分などが旨味を引き出します。
そして、食感も柔らかくなるので噛む力が弱い高齢者や子供も食べやすいです。
また、長期保存料理にも向いておりタレに漬け込んだカルビを、冷凍保存する事で1ヶ月間くらい鮮度を落とすこと無く美味しく頂けます。
タレに漬け込む必要がある為、少々手間はかかりますが、安いビーフを買って自宅で調理する事で高級肉のような風味を味わう事ができるので、家族で食卓を囲む方は誰でも喜んで食べて頂けるのではないでしょうか。
高級な牛肉を買って、食べると値段が高い分美味しいのは当たり前ですが、安い牛肉でも調理法や焼き方を工夫すれば高級肉みたいな風味を味わえますし、食費の節約にもなります。
牛肉の部位でカルビの漬け込みは、安いビーフが高級肉風になる理由
牛肉の部位で、カルビの漬け込みは高価なお肉は必要ありません。
スーパー・精肉店などで購入した安いビーフを使って、自宅でも焼肉屋で食べるような味が出せますし高級肉風に食感の柔らかさや風味を堪能する事ができます。
しっかりと、タレに漬け込み焼き方に失敗しなければ、焼き色も食欲をそそるように仕上げる事ができます。
安いカルビ肉でも、食べてみるととても柔らかい事に驚く事でしょう。
そして、味もしっかりと詰まっており、噛む度に旨味が出てきて臭みも感じません。
また、タレの味も染み込んでいますから、別のタレを使用しなくても十分美味しいです。
そのまま、ご飯と一緒に食べても相性は抜群ですよ。
焼肉用のタレには、醤油・野菜に含まれるグルタミン酸などが含まれています。
牛肉と一緒に食べる事で、旨味の相乗効果が起きて、ビーフの旨味をさらに引き出してくれる役割があります。
そして、梅やレモンといったクエン酸を多く含む減量もタレの種類によっては含まれています。
クエン酸は、食材の旨味を増幅してくれる働きがあるので、クエン酸が含まれたタレを使用するのもおすすめですね。
牛肉の漬け込み用のタレには、果糖・砂糖などの甘味も多く含まれていますから、甘みも感じる事ができます。
だからこそ、特にカルビの漬け込み焼き肉は甘みがあってより一層美味しくなるのです。
牛肉の部位でカルビの漬け込みが、究極に旨い焼き方は?
牛肉の部位で、カルビの漬け込み焼き肉が究極に旨くなる焼き方をご紹介します。
まずは、タレをカルビにしっかりともみ込み、冷蔵庫で30分~60分位保存する事が大切です。
そうすることで、タレがカルビの繊維の隅々まで染み込み、柔らかさが実現できます。
くわえて、牛肉の臭みも消えます。
ただし、漬け込みをする時間は、お使いの牛肉の量や厚さによって違いますから、ご自身で調整されてください。
カルビをたくさんもみ込む事で、漬け時間を短縮する事もできますし、より濃厚な味を堪能できます。
そして、焼き方はフライパンを使用します。
予め、フライパンを温めておきましょう。
<カルビの漬け込みの調理手順>
1.フライパンを中火で少し煙が出るまで加熱する
2.約200℃を目安に温めてますが油はまだ使用しない
3.一度火を止め、フライパンに油を薄くひく
4.中火にして再度火を止めて油をひく
5.キッチンペーパーで油を薄くなじませる
6.カルビ肉をフライパンに入れます
7.中火で一気にカルビを焼き固めていきます
8.牛肉の表面に肉汁が出てきたら裏返す
9.最後にお好みでつけダレを加えて完成
牛肉の部位でカルビの漬け込みが、究極に旨くなるタレをご紹介
牛肉の部位で、カルビの漬け込みをするにはタレが必要です。
タレ次第によって、美味しくも不味くもなるので慎重に選ぶ必要があります。
そこで、口コミが良くて究極にカルビの漬け込みが旨くなるタレをご紹介します。
まずは、焼肉タレと言えば有名な【エバラ焼肉のタレ】です。
コンセプトは、創業当初の60年前に、食卓に並ぶ牛肉はあまり高級なものではありませんでしたので、焼く前に牛肉にタレを漬け込む事で旨味を増幅させたり、臭みを抑えて美味しくするために、エバラ焼肉のタレが開発されています。
続いておすすめするのは【黄金の味】のタレです。
フルーツ由来のさっぱりとした甘さと、香味野菜のコクがカルビの味わいを引き立ててくれます。
牛肉の部位でカルビのまとめ
牛肉の部位で、カルビを美味しく食べるには【漬け込み焼き肉】がおすすめです。
スーパーや精肉店などで購入した、安いビーフが高級肉のような食感・味になるので、わざわざ飲食店に食べに行かなくても満足感が高い料理です。
また、冷蔵庫に冷やしおくと1ヶ月間くらいは日持ちしますので保存食としても利用できます。