ちょっと贅沢な外食と言えば、焼肉ではないでしょうか。
カルビや牛タン、ハラミなど美味しそうな牛肉は、次から次へと注文するはずです。
しかしちょっと待ってください。
せっかく美味しく食べるわけですから、せめて部位も知っておくべきです。
一緒に来た友人や恋人、気になる人に「ハラミってどこ~?」って聞かれてスムーズに応えられたらどんなにカッコいいでしょうか。
そこで今回は、牛肉の部位を解りやすく解説しますのでぜひぜひ、参考にしてみてください。
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牛肉の部位がややこしい!肝心な部位や特徴をチェック
焼肉屋に行ったときに、メニュー表を見るとさまざまな部位があることに気付くはずです。
しかし、どこの部位なのかが解らず、なんとなく注文をしているのではないでしょうか。
せっかくの焼肉屋ですから、それがどんな部位でどんな特徴があるのかを知っておけば、より美味しく食べられますよ。
牛肉の部位「イチボ」
焼肉屋でそこまで頻繁にでる部位ではありませんが、メニューにあったら何だこれは?と思う部位がイチボではないでしょうか。
イチボとは、牛のお尻の先端を表します。
つまり、イチボはちょうどシッポの付け根にある場所です。
部位的にかなり希少なため、メニューにあったら即注文レベル。
脂肪分は少なく柔らかいお肉のため、口に入れるとすんなり溶け込むようなイメージです。
しかも、脂っこくないこともあり何枚でも食べられちゃいます。
ですが、イチボの上部周辺はお肉が硬いこともあるため、カレーなどに使うと良いでしょう。
イチボの美味しい焼き方は、レアがベスト。表面をしっかり焼けば最高の味が実現しますよ。
牛肉の部位「カルビ」
焼肉の王様と言えば、カルビではないでしょうか。
しかしカルビと言っても牛肉のどの部位という答えを出せる人は少ないはず。
カルビはちょうど中バラの位置にあります。
カルビは韓国語でアバラを意味するため、日本では中バラや外バラと言われるようになりました。
特に中バラは、焼肉屋で言う特上カルビや上カルビに位置付けされています。
カルビは基本そこまで分厚い状態で提供されないため、すばやく焼いてすばやくあげるのがベスト。大体10秒くらい焼けばOKです。※分厚いカルビはこの限りではありません。
牛肉の部位「ザブトン」
ザブトンと言えば、座布団をイメージしてしまいますが、牛肉にもザブトンという部位があります。
ザブトンとは、肩ロースにある牛肉のことを表します。
なぜ、牛肉の部位がザブトンと呼ばれるようになったのか。
それがは部位の形がザブトンに似ているから、そう呼ばれるようになりました。
ザブトンは1頭の牛からわずかしか取れないこともあり、希少価値のある牛肉として存在しています。
つまり、値段が少し張るため本当に大切な日に食べることをおすすめします。
ザブトンも焼き方はレアがおすすめです。あまりにも焼きすぎると固くなりますし美味しくなくなります・・・。
牛肉の部位「ハラミ」
焼肉屋でカルビと一緒によく注文するのが、ハラミではないでしょうか。
どこの焼肉屋に行っても、ハラミは必ずあるメニューのため馴染みがあるはずです。
実はハラミは、牛肉というよりかは内臓のジャンルに位置付けされます。
とはいえ、ハラミの見た目や触感は完全にお肉のため、好き嫌いなく食べられるという特徴があります。
ハラミは内臓ということもあり、しっかり焼いてください。両面をしっかり焼き中はミディアムレアくらいがちょうどいい食べごろです。
牛肉の部位「ミスジ」
牛一頭からたったの3kgしかとれないミスジ。
ミスジとは、肩とスネのちょうど真ん中にある部位のことを表します。
ミスジの部位は、あまり動かさない筋肉なこともありとても柔らかく心地の良い触感が特徴的です。
ミスジもレアで焼くのがおすすめです。片面を高温で1分ほど焼きうまみを閉じ込めます。そのあとは弱火にしたいので網の端に移動してじっくり焼くようにしましょう。
牛肉の部位「サーロイン」
サーロインと言えばステーキではないでしょうか。
サーロインとは、牛の背中に位置するところにあるお肉のことを表します。
もちろん、牛肉の中でも超高級な分類になるため、なかなか食べる機会もないことでしょう。
ですがたまに食べるからこそ、その嬉しさは最高レベルです。
ステーキは基本分厚いので、じっくり焼いてください。こんがり焼き目がついたらOKです。中が少し赤いくらいが最高です。もちろん、レアが良いミディアムが良いというのは個々にあるので、いろいろ試してみてくださいね。
牛肉の部位まとめ
いかがでしたでしょうか。
牛肉の名前は聞いたことがあるけれど、部位となると何処になるのかが解らないはずです。
もし焼肉屋などで、これってどこの部位だっけってなった場合は、この記事を役立ててみてください。