牛肉の部位のなかでも、低カロリー&健康的なところは【サガリ】という内蔵があります。
脂っこくなくて、食感や味などもしつこくないですので特に女性に人気なんですね。
そして、ダイエット中にビーフを食べたい人にもおすすめです。
皆さんも、焼肉店で一度は食べた事があるのではないでしょうか。
牛肉には、たくさんの部位があり一つ一つ細かな名称がつけられています。
そして、どの部位もとても美味しいですので食べごたえがありますよね!
特に、サガリは低カロリーかつ脂質も少ないので安心の部位になります。
ですが、サガリという部位について詳しい知識を知っている方はそれほど多くはありません。
そこで今回は、牛肉のサガリの部位について深堀りしたお肉の世界の真実をご紹介します。
牛肉のサガリとは?
牛肉のサガリとは、牛の内蔵の部分ですが見た目は赤身で味も赤身に非常に近いです。
レストランなどで提供されているサガリ料理は、ハンガーステーキ・ハンギングテンダーなどに使用されています。
外国産の輸入牛のサガリとなると、1kgの値段(価格)が1500円~2000千円位の卸価格で販売されています。
国産和牛となると、1kgの値段(価格)が5000円~6000円位という高価格で販売されていますので、いかに日本の国産和牛の品質が良いのかがわかりますよね。
そして、赤身肉にはLカルチニンが含まれていてダイエット効果もあると言われています。
Lカルチニンは、体内で脂肪をエネルギーに変えるときに働いてくれるのでより脂肪燃焼効果が期待できます。
ですので、牛肉のサガリ含め赤身肉の部位によっては低カロリーで肉食系のダイエッターにもおすすめなのです。
なかなか、減量中に焼肉や牛肉料理を食べるのは勇気がいる方も多いと思いますが部位によっては栄養もあり低カロリーですので安心して食べることが可能です。
牛肉に関する知識を深めることで、無駄な食事制限ダイエットをする事を防げますし脂質もある程度摂取が必要ですので楽しみながら牛肉を食べましょう。
それでは、サガリについてもっと深堀りしていきましょう!
牛肉のサガリの部位
牛肉のサガリの部位とは、牛の横隔膜の一部で助骨(ろっこつ)の分厚い部分になります。
もっと具体的に申しますと、リブロースや前バラの付近にある内蔵の部分でサシ(霜降り)が少なく赤身で肉質が柔らかいのが特徴です。
肉の塊で見ると、細長い形状をしていますが部位の中でも希少な部分でサガリの量はそんなに多くは取れません。
サガリは、内蔵になりますのでレアの焼き方をするよりもしっかりと焼き上げた方が安心ですし味も美味しいです。
あえて、少し焦がし気味に焼き上げても肉の旨味をそこなう事がなく肉汁が溢れてくるのでカロリーカットする事もできます。
飲食店によっては、同じ横隔膜の部位の【ハラミ】と混合してサガリと一緒になっている場合がありますので、最寄りの焼肉屋や飲食店で食べる時は注意されてください。
また、牛肉のサガリはホルモンを取る時に一緒に取れる事ができるのでビーフの中でもホルモンに分類されています。
噛めば噛むほどに、肉の旨味がでてきますので特にダイエット中の方には、良く噛むことで満腹中枢が刺激されて暴飲暴食を防ぐ効果もありおすすめです。
牛肉のサガリの量
牛肉のサガリは、内臓の部分の肉ですので牛の部位の中でもそんなに多くの量が取れません。
だいたい、牛一頭から1kg位しか取れませんので希少な部位になります。
レストランなどで食べれるサガリ料理の【ハンガーステーキ・ハンギングテンダー】の他に焼肉や煮込み料理などに使用されています。
サガリを食べる習慣というのは、日本人には好んで食べている人が多いのですが焼肉大国の韓国ではほとんどないそうです。
これだけ、牛肉の消費量が多い韓国がサガリの部位を知っている国民というのは非常に少ないのです。
韓国では焼肉店などの店員位しか知られていないのでサガリの美味しさをわかっている外国人は少ないでしょう。
ですので、外国で牛肉のサガリ料理を食べようと思っても食べる事ができないケースも多いのです。
日本に居て、美味しいサガリを食べれる事はとても幸せな事なんだと外国に行った時にビーフ料理を食べる時はカルチャーショックを受けることもあるのではないでしょうか(笑)
まだまだ、日本でもサガリの認知度はそれほど高くはありませんが、肉食系の方なら絶対に知っておきたい部位でもありますね。
牛肉のサガリのカロリー
牛肉のサガリは、赤身で肉質が柔らかいですし食べやすく美味しいです。
ですので、ついついたくさん食べてしまいがちですがカロリーも低いので安心なんですね。
しっかりと、焼き上げて肉汁を出してあげる事で余分な脂を落とす事もできます。
なので、特にダイエット中の方におすすめできる牛肉の部位になります。
ビーフのサガリのカロリーは100gで【283kcal】位あります。
これは、同じ牛肉の部位の中でカルビやバラの100gのカロリーが【517kcal】ほどありますので、比較するとだいぶ低カロリーですよね!
ダイエッターの方で、牛肉料理を食べたい方はカルビやバラも美味しいですがカロリーを抑えれるサガリを積極的に食べることがおすすめです。
そして、費用も抑えたい方は国産和牛のサガリを食べるのではなく、値段も安価な外国産のサガリを食べると良いでしょう。
低カロリーのサガリは、ある程度たくさん食べも安心ですが牛肉料理をお腹いっぱいに食べてしまっては、せっかくのダイエットに影響してしまう恐れもあります。
ですので、低カロリーの牛肉を食べるときでもお肉ばかりを食べ続けるのではなく間に野菜や脂肪燃焼効果のあるキムチなどを挟んで食べる事が大切です。
そうする事で、牛肉料理だけでカロリーを多く摂取する事を防げますので、より健康的に減量をする事ができます。
特に、ダイエット中の方は低カロリーの部位の牛肉を食べる事の他に、食べ方を工夫してカロリーカットを心がけて見てはいかがでしょうか。
カロリー控えめ度:
牛肉のサガリまとめ
いかがでしたでしょうか。
牛肉の部位の中でも【サガリ】は、特に低カロリーで栄養価も高く美味しいです。
内蔵部分のお肉になるので、生焼け状態よりも焦げ目がつくくらいに焼き上げる事が大切です。
肉汁もたくさん溢れでて、カロリーカットをする事もできますし焦がし気味に焼いてもサガリは肉の旨味が逃げません。
特に、ダイエットをされている方はカロリーが気になると思いますので、積極的にサガリや赤身肉を食べられる事をおすすめします。
部位によって、牛肉のカロリーが違う事を理解していないと、せっかくの焼肉や牛肉料理もカロリーオーバーを気にして美味しく食べれませんので、理解を深めて美味しく召し上がってみてはいかがでしょうか。