牛肉と言えば、老若男女の皆さんが好きな焼肉が人気ですよね。
焼肉は焼肉店で食べるのも良いですが、自宅で気軽に食べるのもコストを安く抑えられるので良いです。
だけど、牛肉は部位によってカロリーが全然違うコトを知っていますか?
特に、ダイエットをしている人は部位別のカロリーを把握しておくだけで、効率的な食事制限をする事にも繋がります。
そこで今回は、牛肉の部位別のカロリーやダイエッターにおすすめの焼肉の食べ方をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
Contents
牛肉の部位別カロリー
牛肉の部位の中で、一番高カロリーなのは【カルビ・バラ】なんです。
焼肉をする時に人気の部位でとても美味しいので、食べる方もたくさんいますが脂質も高いのでダイエットには向いてはいません。
ですが、食べる量さえご自分で調節すれば高カロリーの部位でも楽しんで食べることができるので、ビーフの部位別カロリーを参考にして焼肉を美味しく食べましょう。
バラ
バラは赤身&脂肪が層になった三枚肉のことです。
バラのカロリーは【517kcal】です。
カロリー控えめ度:
カルビ
カルビは胸~お腹にかけての部分の、助骨についているバラ肉のことです。
カルビのカロリーは【517kcal】です。
カロリー控えめ度:
ハラミ
ハラミは、牛の横隔膜(おうかくまく)の部位で赤身肉のような肉質があります。
カロリーは、低めですが脂質が多いのでダイエッターが食べる部位にはあまりおすすめできません。
ハラミのカロリーは【262kcal】です。
カロリー控えめ度:
サーロイン
サーロインは、牛肉部位のロースの中で一番後ろのところです。
主にステーキやローストビーフなどに使用されています。
サーロインのカロリーは【498kcal】です。
カロリー控えめ度:
リブロース
リブロースは、ロースの真ん中の部分でステーキ・ローストビーフ・すき焼き・しゃぶしゃぶなどによく使われています。
リブロースのカロリーは【468kcal】です。
カロリー控えめ度:
肩ロース
かたロースは、首の近くの肩肉で少し筋が多く脂肪も適度にあります。
かたロースのカロリーは【411kcal】です。
カロリー控えめ度:
ランプ
ランプは、牛のお尻の先の部位で赤身肉で柔らかい肉質です。
ステーキ・ローストビーフなどによく使用されています。
ランプのカロリーは【347kcal】です。
カロリー控えめ度:
テール
テールは、牛の尾っぽの部分で脂肪が牛バラ肉より多く含まれています。
コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が多く含まれていて、柔らかく煮るのには時間がかかりますが良質のダシがとれます。
テールのカロリーは【492kcal】です。
カロリー控えめ度:
スネ
スネは、牛のふくはぎの部位の肉で脂肪が少ないですが筋が多いです。
スネのカロリーは【166kcal】です。
カロリー控えめ度:
タン
牛タンは、牛の舌の肉の事で1匹の牛から取れる量は約1.5kg位あります。
昔は、捨てられて処分されていた部位ですが昭和時代に仙台の飲食店で太助というお店が、初めて牛タン料理を販売したという歴史があります。
牛タンのカロリーは【269kcal】です。
カロリー控えめ度:
レバー
レバーは、牛の肝臓の部分のお肉で柔らかい肉質とビタミンAが含まれています。
鮮度が高い牛肉レバーは生でも食されています。
鉄分がたくさん含まれていて、ビーフの部位の中で一番、低カロリーのお肉です。
レバーのカロリーは【132kcal】です。
カロリー控えめ度:
牛さん:僕のお肉にはこんなに部位があるんだね!
牛肉マスター:部位によってカロリーが違うからダイエッター必見だよ。
牛さん:さすがマスター!こうやって説明してくれると解りやすいね。
焼肉でカロリーカットするためには
低カロリーの牛肉は、健康的で太りにくいですがたくさんの量を食べてしまってはダイエットの意味がありません。
焼肉で一番太る食べ方は、牛肉をお腹いっぱいになるまで食べ続けること。
ビーフを食べる時は、脂肪燃焼効果のあるカプサイシンが含まれているキムチを食
べたり、お肉を食べている途中で野菜やナムルなどを食べて牛肉だけでカロリーオーバーするのを防ぐことが大切です。
加えて、焼肉でカロリーカットも心がけましょう。
脂を極力落とす
牛肉を食べる時は、極力、脂を落としてあげるとその分カロリーカットをする事ができます。
具体的には、しっかり焼き上げることです。
焼肉であれば、焼き網でビーフを焼いてあげるとしっかりと下に脂肪が落ちていくので余分な脂質を落とすことができます。
そして、ダイエッターの方はできれば牛肉は赤身の【ロース】の部位をしっかり焼いて食べるようにしましょう。
代謝をアップさせて脂質を燃やすすL-カルニチンが、たくさん含まれています。
じっくり焼き上げて脂を極力落とす事で、約20%~30%のカロリーカットができるので痩せたい人におすすめです。
タレではなく塩やレモンで食べる
焼肉に使われる、タレも摂取カロリーが高くなってしまう原因になります。
なので、牛肉を食べる時は極力、タレではなく塩やレモンなどをお肉につけて食べるとカロリーカットになります。
レモンは、胃もたれを防いでくれる働きがあり、さらに栄養の吸収率を高め血糖値の急激な上昇を防いでくれる効果もあります。
ですので、焼肉を食べる際は、できるだけ脂質の少ない部位【牛レバー・スネ・ハラミ・牛タン】などを食べるとダイエットにも効果的です。
実はホルモンが低カロリー
焼肉の中で、牛ホルモンが見た目的に一番脂っぽくてカロリーが高そうだと思う方も多いのではないでしょうか。
いえいえ、実はそんなにカロリーは高くなく低カロリーの部位なんです。
ホルモンとは、内臓の部位のことでモツとも呼ばれています。
牛肉の中で、食感もひときわ弾力がありますので咀嚼回数(そしゃくかいすう)が多くなり飲み込むまで時間がかかります。
ホルモンは噛む回数が自然と多くなりますが、飲み込むまでに時間がかかるという事は暴飲暴食を防ぐ事にも繋がります。
また、食べ物をよく噛む事で満腹中枢が刺激されてお腹いっぱいになるまで食べなくても空腹感が満たされます。
なので、焼肉を食べる時にホルモンを合間に食べるのもダイエッターにおすすめです。
食べ過ぎは禁物ですが、脂質も適度にありますので良質な脂を摂取できるので、ある程度の量を食べるのは健康的に良いです。
ホルモンのカロリーは100gあたり【230kcal】です。
カロリー控えめ度:
牛肉の部位のカロリーまとめ
いかがでしたでしょうか。
牛肉は部位によって、こんなにカロリーが違うものかとビックリされた方もいるのではないでしょうか。
ダイエットをされている人は、嫌でもカロリーは気にしてしまいますよね。
ですが、例え高カロリーの部位を食べるにしても、食べ方の工夫やカロリーカット方法を意識するだけで楽しく食べることができます。
焼肉を食べる時は、食事制限をするのではなく健康的で太りにくい食事方法を実践してみてはいかがでしょうか。