牛肉にはさまざまな部位が存在していますが、シンタマという部位を知っていますでしょうか。
一見変わった名前ではありますし、どの部位なんだろう?って思われるはずです。
そこで今回は、シンタマについてお話ししますので、参考にしてみてください。
シンタマとは?
シンタマとは、牛の内ももにある部位のことを指します。
漢字は、芯玉と書きます。
名前の通り、丸く切り取れるからそのような名前になりました。
シンタマって結構変わった名前ですし、聞きなれない言葉ですよね。
実はシンタマは牛1頭につき、数キロしかとれない貴重な部位ですから、なかなか市場には出回らないというわけです。
とくに一般のスーパーマーケットでは、なかなかお目にかかれないため、かなり貴重な部位だと言えます。
シンタマの部位は?
シンタマはひとつのかたまりで、そこから4つに分類できます。
・カメノコ
・トモ三角
・シンシン
・マルカワ
みなさんは、どれかの部位はきいたことはある、もしくは食べたことはありますか?
どれも貴重な部位ですから、本当に見かける機会はないはずです。
シンタマとランプとの違いは?
シンタマとランプはなぜかよく比較されます。
おそらく、シンタマとランプは場所が近いため、どちらがいいのかなと考えられているものだと想定できます。
まず、シンタマとランプは部位が異なります。
部位が異なれば、見た目も味も異なりますよね。
またシンタマは4つに分類された部位が、微妙に異なるという特徴があります。
・トモ三角・・・脂身が多い
・マルカワ・・・赤身が多く硬め
・シンシン・・・脂が少ない
・カメノコ・・・赤身が多く脂肪が少ない
脂身が多い部位もあれば少ない部位もあるので、どれを比較にするのかで変わります。
対してランプはランプですから、いたってシンプルです。
ランプは、モモ肉の中でもかなり柔らかく、そして市場で見かけやすい部位だと言えます。
シンタマもランプも、間違いなく美味しいのでどちらを選んでもいいでしょう。
シンタマの正しい焼き方は?
もし、シンタマを手に入れる機会があれば、100%確実に美味しく食べたいですよね。
基本的にシンタマは焼く、という選択肢になるはずですが、どのような焼き方がベストでしょうか。
もし焼くメインであればトモ三角やカメノコを選んでください。
せっかくの良い牛肉なので、焼きすぎず、簡単に表面を焼くくらいがベストです。
焼きすぎてしまうとお肉が硬くなるので要注意です。
トモ三角ならレアでもいいくらいですよ。
まとめ
シンタマは牛の足に位置する部位であり、かなり貴重な牛だということが分かりました。
貴重ゆえに、なかなか食べられる機会はないかもしれませんが、もし焼肉屋や通販でチャンスがあれば、ぜひ食べてみてください。
シンタマのそれぞれの部位は、見た目も味も食感も異なるため、楽しんでみてくださいね。