日本各地では、地方牛が注目されていますが、そのなかでも「大阪ウメビーフ」というブランド牛を知っていますでしょうか。
牛とウメの組み合わせがイメージできませんし、そもそも梅と関係あるのかどうかも気になりところですよね。
今回は、大阪ウメビーフについてお話ししますので、参考にしてみてください。
大阪ウメビーフって何?
大阪ウメビーフは、その名の通り大阪で生産されたブランド牛です。
神戸牛や松坂牛と比べると、はじめて聞くようなブランド牛ではありますが、大阪では知名度を高めつつあります。
大阪ウメビーフは、年間で数十頭しか生産できないかなり貴重な牛のため、そこまで世に広まっていないものだと考えられます。
しかも、大阪という大都会のなかでも取り扱っているお店はごくわずかのため、本当に貴重な貴重な牛です。
ちなみに大阪では、大阪ウメビーフをはじめ、なにわ黒牛、能勢黒牛などが注目されています。
牛とウメの関連性は?
牛と言えば牧草のイメージがありますよね。
実は大阪ウメビーフは、梅酒の梅を毎日食べさせているという特徴があります。
しかも梅酒でおなじみのチョーヤ産を食べているそうな。
しかも牛は種までしっかり食べてくれます。
意外かもしれませんが、牛が梅を食べても酸っぱくなることもなく、牛に悪い影響を与えることはないそうです。
大阪ウメビーフは何が良いの?
大阪ウメビーフは、牛に梅酒の梅を食べさせていることは分かりました。
では、それがほかの牛と比べて何がいいのだろう、と疑問に思われるはずです。
大阪ウメビーフは、ほかの牛と比べてもビタミンEが1.5倍ほど多く含まれていることが公表されています。
ビタミンEには、抗酸化作用がありますし、血管を健康にしてくれる効果にも期待できます。
ビタミンEが失われると、血行不良にともなう冷え性やこりをはじめ、シミやしわができやすくなります。
それらを補ってくれるのが、大阪ウメビーフです。
大阪ウメビーフはどこで手に入るの?
大阪ウメビーフは貴重な牛のため、全国で手に入るわけではありません。
まず、大阪ウメビーフは大阪府以外で購入するのは難しいです。
いちぶ、佐賀県でも手に入りますがほんとうに地方での取り扱いはごくわずかです。
基本的に、阪急梅田店や指定精肉店で手に入ります。
また大阪マリオット都ホテルやアートホテルなどで、大阪ウメビーフを味わえます。
まとめ
全国各地に地方牛が存在していますが、そのなかでも梅を食べて育つ牛は、この大阪ウメビーフだけではないでしょうか。
かなり貴重な牛ですが、他とは違う牛肉を食べたいとお考えであれば、ぜひ大阪に足をはこんでみてください。
大阪ウメビーフは、霜降りですがあっさりしており抗生物質やホルモン剤を使用していない、安心安全な牛ですよ。