良い牛肉が欲しいなと思い、いろいろ探してみると「イチボ」という聞きなれない部位を見ることは多いのではないでしょうか。
そもそもイチボは、どこの部位なのかを知っている人は少ないものです。
今回は、イチボについてお話ししますので、参考にしてみてください。
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イチボとは？どこの部位？
スーパーマーケットの牛肉コーナーに行くと、イチボと書かれた少しお高めのお肉が売られているのを見たことがありませんか？
イチボは牛肉のお尻の部分にある部位を指します。
イチボの名前の由来は、牛のお尻の部分をエイチボーンと表現しますが、それがなまった結果だと言われています。
aitchboneは牛の尻の肉という意味合いですから、イチボの名前の由来を聞けばなっとくできるはずです。
イチボは希少部位なの？
実はイチボは、お尻の部分ということもあり1頭から数キロしか取れない希少部位です。
つまり、イチボが高価な牛肉ということです。
イチボが売っていれば見てほしいのですが、明らかに色がきれいで高級なオーラを放っていますよ。
イチボの値段ってどれくらい？
当然、輸入牛や国産和牛によっても変わります。
例えば、スーパーマーケットで売られているような通常の牛肉の場合、100gあたり300円台で販売されているケースが多いです。
対してイチボの場合は、100gあたり700円以上するため、単純計算で普通の牛肉の2倍以上高くなります。
ちなみに、松坂牛クラスのイチボですと、100gあたり5,000円はしますよ。
イチボのカロリーは？
焼肉やBBQの場合、どうしても牛肉を大量に食べてしまうためカロリーが気になりますよね・・・。
イチボのカロリーは、100gあたり230kcal前後です。
この230kcalをほかの部位と比較してみました。
| カロリー（100gあたり） | |
| イチボ | 230kcal |
| ばら | 370kcal |
| サーロイン | 300kcal |
| もも | 160kcal |
| ヒレ | 130kcal |
イチボが230kcalに対して、ばらは370kcalと高くなっています。
逆にヒレやももは、イチボよりも低カロリーとなっています。
これは100gあたりの計算ですから、食べれば食べるほどカロリーは追加されていきます。
ちなみに、ほかの食品で比べてみますと、
| カロリー（100gあたり） | |
| ごはん | 170kcal |
| 豆腐 | 70kcal |
| サンマ | 310kcal |
| アップルパイ | 300kcal |
イチボとランプはどう違うの？
イチボはなぜかランプと比較されます。
それもそのはずです。
ランプは腰からお尻にある部位のことを指します。
簡単に言うと、
・イチボは脂身が非常に美味しい
・ランプは柔らかく脂肪が少ない
どちらも、とんでもなく美味しいですが部位が異なるので味も少し異なります。
イチボの正しい焼き方は？
しかし、牛肉は焼き方を間違えると硬くなったり焦げたりするため注意が必要です。
焼き方に関しては、それぞれで考え方がありますので参考程度に知っておいてください。
なるべくイチボは冷蔵庫から取りだして少し置いておく
イチボに限らず牛肉は食べるまで冷蔵庫で保存しておくのが一般的です。
しかし、食べる直前に冷蔵庫からだして、すぐに焼くのはよくありません。
なぜなら、イチボの中心が冷たいため外だけが焼けてしまうという事態に陥るからです。
できるだけ均等に焼くべきですから、冷蔵庫からだして1時間くらい経過したら焼くようにしましょう。
でてきた脂はふき取る
イチボを焼いている際に、多くの脂がでてきます。
その脂はキッチンペーパーで吸い取ってください。
水分などもでてきたら一緒にふき取ってあげるようにしましょう。
焼けたらフライパンからだして休ませる
しっかりイチボが焼けたら、フライパンから取り出し15分ほど休ませます。
なぜなら、すぐにイチボを切ると水分がでてきてしまうからです。
イチボは休ませることで、美味しく仕上がります。
余裕があれば、アルミホイル等でつつんで休ませてあげてください。
イチボは外はしっかりと焼き、中はレア気味になっているのがもっとも美味しい焼き方とされています。
まとめ
イチボは牛のお尻の部位を指し、割と高価なお肉だということが分かりました。
もし、イチボを安く美味しく購入されたいとのことでしたら、牛肉通販サイトを利用されることをおすすめします。
どの牛肉通販サイトも、イチボは取り扱っていますし、自宅にいながら好きなブランドのイチボを探せるためとても便利ですよ。
