令和の時代になって、消費税も増税されましたので生活費を節約している家庭も多いでしょう。
牛肉を購入するにしても、できるだけ安い部位を買って美味しく食べたいですよね!
基本的には、国産和牛より外国産の牛のほうがお肉の値段(価格)は安いです。
ただ、安いビーフを手に入れてもそのお肉の鮮度や状態が良くな場合いがありますので、良品でなければいけません。
しかし、なかなか素人の方にはお肉の目利きが難しいですよね。
そして、外国産の牛肉の安い部位を購入するにあたって、おすすめできる産地とおすすめできない産地などもあります。
今回は、牛肉の安い部位は外国産がベストについてや、牛肉マスターがお肉の良品の目利方法などについてご紹介していきます。
Contents
牛肉の安い部位は外国産がお買い得!
牛肉を購入するお店は、皆さんどこで買われていますでしょうか。
おそらく、スーパーや精肉店で購入されている方がほとんどでしょう。
できれば、ビーフの外国産の安い部位を購入するのは細かい注文がしやすい精肉店で買われた方が良いです。
その理由としては、私のようにお肉のプロが拘った牛肉を仕入れていて、保存方法まで完璧にしていますので牛肉の鮮度も抜群で安心です。
スーパーでも、全然問題ないのですがパックで販売されていた場合はグラム単位で買う事が難しかったり商品が陳列されてから何時間経過しているのかが把握しにくいので鮮度が気になる事も多いのです。
そして、外国産の牛肉の部位は国内産よりも3割り~6割りほど値段が安いのでコスパを気にされる方は、外国産の牛肉を買われる方が良いでしょう。
現在、外国産のビーフはほとんどがアメリカ産とオーストラリア産地が占めています。
牛肉の安い部位は【テール・スネ】などのお肉があります。
実は、国内産と外国産の牛肉では、牛の育て方から違うので牛肉の特徴も違いがあります。
国内産の牛は、サシ(霜降り)を入れる事に拘っていて、外国産の牛は上質な赤身肉をつくる事に拘っています。
オーストラリア産の牛は、餌に牧草を食べさせていて運度量が多いので肉質は赤身が多いのです。
餌が牧草なので、食べて育った牛の牛肉には独特の臭みがあり、これが苦手な方もいますが栄養価は高いです。
そして、アメリカ産の牛は、穀物主体の餌で育てられています。
その為、臭みがない柔らかい肉質になりやすいのが特徴になっています。
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牛肉の安い部位で味が不評な産地はどこ?
牛肉の安い部位は輸入のお肉が良いとお伝えしてきました。
ですが、やっぱりお肉が安くなるとどうしても味や品質に響きますので、あまりおすすめできない外国産のビーフもあります。
人それぞれ好みがありますので、この産地の牛肉を買わない方が良いという事ではありません。
私の意見や口コミなどを総合して、おすすめできないとお伝えしているので参考程度で理解されてください。
外国産の牛肉の安い部位は、【アメリカ産】のお肉が味があまり美味しくないと囁かれています。
その背景としては、現在、日本に入ってくる輸入牛はほとんどが冷凍肉なんですね。
国産和牛は、冷凍肉ではなく冷蔵肉が多いので当然、鮮度にも違いがでますし外国産のビーフは値段の安い時期や円高の時期に大量に仕入れて低価格で販売する事ができるのです。
対して、国産和牛は冷蔵肉ですので少量しか仕入れをする事ができないので値段も割高になります。
なので、牛肉の味も安さも求めるのでしたら、アメリカ産のビーフよりもオーストラリア産の牛肉を購入された方が良いかもしれません。
また、牛肉には【寄生虫・病原菌】なども付着している恐れがありますので安全性も大切です。
ですので、安全性も含めた外国産の牛肉の安い部位をおすすめの産地を以下でご紹介していきます。
牛肉の安い部位でおすすめの産地はどこ?
現在、日本で流通している輸入牛はほとんどが【アメリカ産・オーストラリア産】などの牛肉です。
ですが、安全性も考慮したらおすすめしたい産地のビーフがあります。
それは、【EU(ヨーロッパ)産の牛肉】になります。
外国産の牛肉の安い部位が販売されている産地の中で、一番、EU産が安全性が高いと言われています。
ですが、お伝えしたように、ほとんどがアメリカ産やオーストラリア産の牛肉が販売されていますので、EU産の牛肉が売られている所を見かけた人はほとんどいないのではないでしょうか。
外国産の牛肉なんですが、それだけ安全性を厳しく管理されている産地ですので日本に入ってくる量も少ないのですね。
では、EU産の牛肉はどこで主に販売されているのかと言いますと、【ネット通販】なんです。
赤身の牛肉でおすすめの安い部位はコレ
外国産の牛肉の安い部位は、国産和牛と比べて値段が3割り~6割りほど安いので単純にコスパだけを求めるなら外国産の牛肉の部位で【スネ・テール】を買われる事をおすすめしました。
では、赤身の牛肉でおすすめの安い部位をご紹介していきます。
これは、国産和牛と外国産のどちらもおすすめしたい部位でして【かた・テール】になります。
かた・テールの赤身肉は、サシ(霜降り)入りのお肉と比較して脂肪が少なく肉質はちょっと硬めですが、じっくりと煮込んだら柔らかくなります。
なので、スープ料理やシチューなど煮込み料理に最適ですね。
1人で、牛肉料理を食べられる場合は、値段が安い外国産か割高の国産和牛のお肉を購入するべきか購入費用も膨大に増えるというわけではないので、そこまで悩む必要はないかもしれません。
ですが、家族の人数が多くなればそれだけ食費がかかりますので牛肉の値段にはシビアになりますよね!
日本の牛丼チェーン店の牛肉はなぜ超安いの!?
現在、日本の牛肉チェーン店が大変人気がありますが、どうしてあんなに牛丼の値段が安いのか不思議ではありませんか!?
それは、まずほとんどが冷凍された牛肉を使用していて外国産のビーフだからなんですね。
輸入牛のお肉ですと、一度に大量に仕入れる事が可能になりますので、結果的に商品の価格も安くできるようになっているのです。
そして、牛丼は大きな鍋の中に牛肉と必要な具材をいっぺんに入れて煮込んで大量に作れる為コストもそれほどかかりません。
後は、お茶碗にお米と牛肉などを盛り付けるのも比較的に簡単にでき、お客様に提供するまでにあまり時間もかかりません。
つまり、調理時間が短くコストが安いので手間がかからないから、あんなに超低価格を実現できているのです!
また、手間がかからないという事は、お店の回転率も上げられるので人件費も安く抑えられる事ができますので薄利多売の戦略と言えるでしょう。
どんなに、美味しい料理でも待ち時間が長いとイライラしてきて味も美味しくないような感じがしてくるので、日本の牛丼のチェーン店の商品が私達の前に提供されるまでの待ち時間はほとんどないのも人気の理由の1つなのではないでしょうか。
牛肉の安い部位のまとめ
いかがでしたでしょうか。
国産和牛より、外国産のアメリカ産やオーストラリア産のビーフの部位が安価です。
日本の牛丼チェーン店でも、外国産の安い牛肉が使用されていますので、一度、食べてみて美味しく感じたら外国産の安い部位のお肉の味にも満足できるでしょう。
もし、牛丼チェーン店の味に満足できなかったら輸入牛の味には満足できないという事になるので、その場合は国産和牛の牛肉を買われて食べられた方が安心です。