牛肉ステーキを、フライパンで調理する焼き方は色々な方法がありますので焼き具合や調理方法に悩む人も多いのではないでしょうか。
適当に焼いてもそれなりに美味しい味になりますが、それでは肉の本来の旨味を100%引き出せているわけではありません。
牛肉ステーキは飲食店で食べるのも良いですが、あなたの家で調理してプロの料理人のような味の旨味を出すことが出来るとしたらどうでしょうか?
そこで今回は、料理歴30年のおっさんがおすすめする牛肉ステーキのフライパンでの焼き方を紹介しますので、参考にしてみてください。
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牛肉ステーキの最高の焼き方はフライパンで決まる!
一般的に考えますと、自宅で牛肉ステーキを焼く時に調理方法に拘る人は多いですがフライパンまで吟味して選んでいる人は少ないでしょう。
ですが、プロの料理人は調理器具から拘っていて具材に愛情を注ぎ魂を込めて調理していますので、とても美味しいのです。
肉質は、日本の国産和牛が柔らかく外国産のビーフはちょっと固めだと言われています。
とはいえ、毎回、外食していては生活費が気になります。
フライパンの特徴を知って焼き方に拘れば、自宅で牛肉ステーキを飲食店並に美味しく食べる事ができますし、高級な牛肉ステーキでも低コストで食べられるというわけです。
牛肉ステーキをフライパンで調理するおすすめの焼き方
牛肉ステーキを、焼き上げる時に使われるフライパンの種類は何があるのでしょうか。
使うフライパンの素材によって、肉の焼き方や調理時間に違いがでるので特徴をよく知っておくのも大切です。
テフロン加工のフライパン
滑りやすいので、食材がくっつきにくく汚れも落ちやすいので調理がしやすいフライパンです。
しかし、空焚き・空焼きしてしまうと加工がすぐに剥がれて寿命が短くなるので注意しましょう。
鉄のフライパン
他の種類のフライパンと比べて重量がありますが、耐久性が高いので強火で使用し続けてもあまり痛みません。
温まるまで時間はかかりますが、保温力にも優れているので牛肉ステーキを焼き上げる時は高温状態で均一に加熱する事ができます。
エンボス加工のフライパン
具材と鍋底との接触面積が少なくなり、調理している時にこびり付き・焦げ付きなどを防ぐ事ができます。
熱伝導率が高いので、牛肉ステーキをしっかりと焼き上げられるでしょう。
フッ素樹脂加工されたフライパン
食材がこびり付きにくく熱伝導率も高いので良いのです。
ですが、使用しているうちに加工が剥がれやすく寿命は他の種類のフライパンと比較すると短いです。
牛肉ステーキの焼き方!ウェルダン編
ウェルダンの焼き方は、牛肉ステーキの中心のお肉まで加熱されている状態です。
まずは、フライパンで片面を強火で肉汁が出てくるまでじっくり焼きましょう。
次に、牛肉ステーキをひっくり返して強火で先ほどと同じ様に肉汁が出てくるまで焼きます。
最後に、弱火にして3分間ほど約と出来上がりです。
牛肉ステーキの焼き方!ミディアム編
ミディアムの焼き方は、牛肉ステーキの中心部分が半生でピンク色の状態で中心部以外はしっかり焼けています。
まずは、フライパンで片面を【強火で30秒→弱火で2分間→ひっくり返して強火で30秒→弱火で2分~3分間】ほど加熱させると、牛肉ステーキの表面から肉汁が出てくると完成です。
牛肉ステーキの焼き方!レア編
レアの焼き方は、牛肉ステーキの中心部分がほぼ生の状態です。
まずは、片面を【強火で30秒→弱火で1分→ひっくり返して強火で30秒→弱火で1分間】ほど火を通すと出来上がりです。
牛肉ステーキの焼き方!ミディアムレア編
ミディアムレアの焼き方は、レアよりもちょっとだけ牛肉ステーキの中心部分に火が通っています。
ますは、片面を【強火で30秒→弱火で1分→ひっくり返して強火で30秒間→弱火で1分30秒~2分間】ほど焼いてあげると出来上がりです。
※レア・ミディアムレア・ミディアムの焼き方をフライパンでした場合、焼き上がったらアルミホイールに包み3分間ほど放置させると余熱で牛肉ステーキの中身まで熱が浸透しさらに旨味がでますので、ぜひ、お試しください
牛肉ステーキの焼き方!低温調理編
低温調理で、牛肉ステーキを焼くとお肉全体にまんべんなく火が通っていますので柔らかい食感を味わうことができます。
牛肉ステーキを、包丁・ナイフで切る時もスッと刃物がお肉の中に入るので切りやすくなります。
まずは、牛肉ステーキのステーキの裏表に【塩コショウ→ジッパー袋に入れる→お鍋に60℃位のお湯を用意→袋ごとお湯の中に入れます→1時間程度煮る→フライパンで焦げ目がつく位焼く】と出来上がりです。
※600g(厚さ2cm)のお肉では60℃の水温・時間は約60分間位でミディアムの焼き方に最適です
牛肉をバターを使って極旨ステーキに!
バターをフライパンに入れて、フライパンを回しながら弱火で溶けるまで加熱します。
次に、牛肉ステーキに塩を振ってからフライパンに投入します。
牛肉ステーキの横側を見て、3分の1くらい火が通ったらひっくり返して焼き上げます。
中身まで加熱されたと判断したら、最後に強火で両面に焼き色をつけてあげましょう。
後は、胡椒(コショウ)をサッと振りかけてげると極旨ステーキが出来上がります。
ビーフステーキに使われる、部位は10種類以上もあります。
どこの部位でもとても美味しいのですが、牛肉ステーキに最適な部位と言うのがあります。
それは、【サーロイン・ヒレ・リブロース】などが焼いた際に味がとても美味しく食感も最高なのでおすすめです。
牛肉ステーキをフライパンで焼く時の美味しい野菜は?
牛肉ステーキを美味しく調理できたら、添え物の焼き野菜も炒めてみましょう。
お肉だけだと、栄養バランスも偏るのでしっかり栄養も摂取する事も大切です。
牛肉ステーキに合う野菜は、【パプリカ・玉ねぎ・ニンニク・コーン・きのこ類・モヤシ・キャベツ・ピーマン・ジャガイモ】などがあります。
プロの料理人は、野菜や添え物などをビーフステーキに盛り付ける時に、食べる人の食欲をそそるような綺麗な盛り付け方まで意識しているんですね。
牛肉ステーキをフライパンで調理する焼き方のまとめ
フライパンや調理器具を拘る事で、食材の旨味をさらに引き出すことができます。
そして、牛肉ステーキの焼き具合も意識すれば素人でも自宅で手軽にプロの料理人のような、極旨ステーキを味わう事ができるので挑戦してみてはいいかがでしょうか。