じっくり煮込まれたビーフシチューは特別な日のごちそうに最適ですよね。市販のルーでもできますが、たまには本格的にデミグラスソースを使ってみませんか。
時間はかかりますが思ったよりも簡単に出来るんです。
牛肉の煮込み料理で難しいのは、柔らかくほろっとほどける食感が出るように煮込むことですが、焦らずじっくり時間をかけることで確実に柔らかくなります。
また、さら簡単に炊飯器で煮込む作り方もご紹介します。
予算目安 約1500円(牛肉の値段によります)
調理時間 2時間
材料(4人分)
・牛肉(シチュー用ブロックやモモなど) 300g
・玉ねぎ 1個
・人参 1本
・じゃがいも 2個
・赤ワイン 1/2カップ
・バター(サラダ油でも可) 20g
・水 2カップ
・デミグラスソース 1缶(290g)
・トマトピューレ(ケチャップでも可) 大さじ 2
・塩 コショウ 適宜
・ビーフコンソメ 1個(6.5g) ※あれば
作り方
①牛肉はカットされたものでなかったら、3センチ角に切ります。野菜をそれぞれ洗って皮をむき、玉ねぎはくし形切り、にんじんとじゃがいもは牛肉と同じくらいの乱切りにします。
②フライパンにバターをいれ、牛肉に塩コショウして、強火で表面を焼きます。表面にうっすら焼き色がついたら、中火にして玉ねぎ、にんじんも入れてさっと炒め、赤ワインを振ります。
③さらに水を入れ、鍋に移して中火にします。沸いたらアクをとり、ビーフコンソメもいれ、弱火にしてふたをして肉が柔らかくなるまで30分から1時間コトコト煮込みます。
④肉が柔らかくなったら、じゃがいもとデミグラスソースをいれ、一回中火にして沸かし、沸いたらまた弱火にしてさらに20分、じゃがいもに火が通るまで時々かき混ぜながら煮込みます。
⑤ 仕上げにトマトピューレを入れ、塩、コショウで味を整えて仕上げます。
作り方のコツ
・じゃがいもはメークインだと煮崩れしにくいです。
・材料の大きさを揃えて切ると見栄えがよくなります。
・牛肉を最初に焼くことで旨味を閉じ込めて煮込みます。
・煮込むときに、ブーケガルニやローリエを入れるとさらに香りが豊かになります。
・甘ったるいと感じたら、ウスターソースを少々入れてみるとスパイスの風味が増します。また、インスタントコーヒーを小さじ1杯入れると苦味が出て味が締まり、オトナの味になります。
・仕上げに生クリームをかけるとオシャレ。あとはチーズをかけたり、オムライスのソースにするのも良いですね。
※炊飯器で煮込む場合
上記の工程③のところで、水をいれて煮込むときに鍋ではなく炊飯器にいれ、蓋をして炊飯スイッチを入れて一回炊きます。水は2カップだと少し多いので(鍋の場合蒸発するのでその分)、水1.5カップを炊飯器に入れて炊きましょう。
炊き上がったらじゃがいも、デミグラスソース、トマトピューレを入れ、もう一度炊飯スイッチを入れて炊きます。
炊飯器の圧力で肉が柔らかくなり、煮込みもしてくれるのでスイッチを入れるだけで目を離しても簡単に出来ます。炊飯器の性能や種類により煮込み料理が出来ないものもあるので、製品に合わせて使いましょう。
まとめ
本格ビーフシチューの作り方についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
時間はかかりますが、材料を切って炒めたらあとは煮込むだけなので、驚くほど簡単に出来そうですよね?
牛肉を最初に焼き付けてから柔らかく煮込み、段階的にじゃがいもやデミグラスソースを追加することで、具材をそれぞれちょうどいい食感に煮込むことができます。じゃがいもを最初に入れてしまうと煮崩れるので、必ず後から入れましょう。
スイッチ一つでできる炊飯器調理も楽なのでおススメです。
煮込むだけで簡単、でも本格的なビーフシチュー、是非休みの日の午後にでもじっくり作ってみてくださいね!