深谷牛は、年間に270頭ほどしか生産されていないブランド和牛で、銘柄の中でもかなり肥育数が少ない貴重な和牛です。
埼玉県の深谷市で生産されており、その地域全ての和牛が深谷牛と名乗れるわけではありません。
厳選審査をして、選ばれたエリート中のエリートな牛だけが認定されます。
深谷特撰黒毛和牛振興協議会が発足してから、主に販売流通が盛んになったと言われていますが、全国的な知名度はそこまで高くないでしょう。
ですが、今後、深谷牛のブランド和牛としての価値が高まっていくと言われていますので、インターネットが発達した現在、通販で購入して食べたり、贈り物として購入する方も増えていくでしょうね。
今回は、深谷牛の定義とは何なのかや、味・特徴とギフトにオススメの部位などについてご紹介していきます。
深谷牛の定義とは?
深谷牛の定義とは、埼玉県深谷市で産まれ育ったブランド和牛で、さらに肉質格付けランクや育てられ方・黒毛和牛の血統などいくつもの厳しい審査をクリアした和牛という条件があります。
深谷市は、ネギの栽培が盛んですが、豊かな自然と良質な壌土で他にも様々な作物が育てられています。
そして、生産者は深谷牛の飼育環境だけではなく、飼料にも拘りを持って肥育していて、国産の稲ワラ・乾燥牧草・穀物等をブレンドしたオリジナルの餌を与えている事もあり、非情に牛肉の肉質が良いです。
ただし、先にも述べたように、年間の生産数がとても少ないブランド和牛ですので、ほとんど全国的には流通していません。
主に、埼玉県内で深谷牛は多く消費されているのですね。
深谷牛の定義として、良質な仔牛を拘りの肥育技術で愛情を注ぎながら大切に育てているというのもあり、その牛肉の肉質はサシ(霜降り)がバランス良く入っていて、絶品の味を堪能する事ができます。
深谷牛の特徴に絶賛!
深谷牛は、年間に生産される数がブランド和牛の中では、少ない事が特徴です。
ですが、数が少ないので生産者は、一頭一頭、目配せできて牛の状態をすぐに確認できるので、その分、良質な牛肉の肉質に仕上げる事ができているのです。
今から、約20年前に、牛肉輸入自由化の政策に不安を覚えた深谷市の肥育農家達が集まって「深谷特撰黒毛和牛振興協議会」を結成し、そこから細かく深谷牛を分析しながら丁寧に肥育している事もあって、一流のブランド和牛の地位を築いていると言っても過言ではないでしょう。
そして、深谷牛の特徴は他のブランド和牛と比べて、特にサシ(霜降り)の入りが良く、牛肉はきめ細かく風味があるのが特徴です。
希少価値が高いので、購入するのは値段も高価になりますが、味は私達、消費者の期待を裏切らないほどの美味しさがあります。
深谷牛の味が絶賛!
深谷牛は、生産者の肥育環境への拘りや、肥料に稲ワラ・乾燥牧草・穀物などを使用している為、牛肉の肉質の仕上がりは最高級のものが出来上がります。
当然、そのお味も甘味・風味がしっかりとついていて、とても美味しいです。
まだまだ、埼玉県以外では、あまり知られていない銘柄ですが、ギフトにして友人や知人に送ってあげても、とても喜ばれる位の旨さがあります。
サシ(霜降り)がバランス良く入っていると言うことは、牛肉を食べた時に硬すぎず柔からすぎず、口の中で徐々にトロけながら食べる事ができます。
一度食べたら、また誰もが食べたいと思うほど、深谷牛肉の深い味わいとまろやかな食感などが魅力ですね。
深谷牛肉のギフトにオススメの部位をご紹介!
ブランド和牛の銘柄は、最高級の牛肉の肉質の和牛が認定されていますから、基本的にどこの部位を食べても絶品です。
深谷牛も、どこの箇所のお肉を召し上がっても、ほっぺたが落ちそうな位の、美味しさを味わう事ができますよ。
また、その中でも特にギフトにオススメの部位と言うのが存在します。
それは、深谷牛のA5・A4ランクのみを厳選した「ヒレ(フィレ)肉」です。
フィレ(ヒレ)肉は、腰の奥の柔らかい部位の牛肉で、牛1頭からわずかな量しか取れません。
ですから、希少部位として非情に人気が高いのですね。
肉質は、脂肪がすくないですがとても柔らかくて食べやすいですし、上品な味を堪能する事ができます。
深谷牛のまとめ
深谷牛の定義とは、埼玉県深谷市で生産されているブランド和牛です。
そして、日本産の稲ワラ・乾燥牧草・穀物等をブレンドしたオリジナルの肥料を与えたり、肥育環境に気を配っている事で最高品質を誇る肉質に仕上がっています。
全国的には、あまり認知度は高くありませんが、どこの部位の牛肉でも極上の旨さを味わう事ができます。
なので、贈り物としても喜ばれるでしょうから、ギフトに最適な部位として「フィレ(ヒレ)肉」がおすすめです。