赤ちゃんの頃は、ミルクや母乳を授乳させて育てていきますがやがて離乳食に切り替えますよね。
そして、離乳食を食べさせてある程度、固形食品を食べれるようになると今度は大人と同じ食事の幼児食に切り替える必要があります。
幼児期とは、年齢が1歳~6歳頃までの子どもの事です。
1歳になると、今まで両親が食事を食べさせてあげていたけど、自分で食べたい気持ちがでてきて手づかみで食べる子供も多いです。
子供の成長はとても嬉しいですが、食べ物の好き嫌いもでてきますので栄養が偏らないような食事を与えるのも大変になってきますよね。
今回は、牛肉の幼児食についてビーフ嫌いの子どもも安心なテクニックや注意点などについてご紹介していきます。
Contents
牛肉の幼児食は何歳からが安心?
子どもが成長するに従って、離乳食を食べるようになりやがて幼児食に切り替えて、大人と同じような食事メニューにする必要があります。
子供にとっては、食事のレパートリーがたくさん増えていくので食事をする事がとても楽しみになります。
ですが、親の気持ちとしては、献立を考えるのが大変になってきますし栄養バランスを気にしたり味付け・食べやすさなども考えないといけませんよね。
特に、寄生虫や食中毒菌に気をつけなければいけない牛肉の幼児食を、初めて子どもに食べさせる時は何歳からが安心なのか気にされる方も多いです。
これは、個人個人で子供の発育状態が違いますので、離乳食にある程度慣れた時点で牛肉の幼児食に切り替えてあげると大丈夫です。
別に、離乳食の時期が周りの子供と比べて長くても、いづれ幼児食に切り替えるタイミングは来ますのでそこは心配しなくても良いです。
ですので、あまり周りの子供と食事の仕方を比べないようにしましょう。
子どもが離乳食~牛肉の幼児食に切り替える時の注意点
子どもが、離乳食から牛肉の幼児食に切り替える時は、初めてビーフ料理を食べていきなり嫌いになってしまわないように大人と同じ味付けをしないという事を心がけた方が良いです。
私達大人は、牛肉を食べ慣れていますが子どもは食べ慣れていません。
ですので、大人が食べている牛肉料理の味付けを、そのまま子供に食べさせてしまうと濃ゆい味に感じる事があります。
牛肉の幼児食に切り替える時は、【栄養バランスを考える・薄味にする・食べやすい大きさ・柔らかくする】などを意識する事が大切です。
また、手づかみで食べようとする子どもには、スプーン・フォークなどを使わせるようにして行儀よく食べる事を覚えさせる事も必要です。
できるだけ、子どもが離乳食~牛肉の幼児食に切り替える時は生ものを与えないようにしましょう。
例えば、牛丼料理に生卵を乗せたりイカ・タコなどをトッピングとして乗せないようにする事が大切です。
生ものは、ウイルスや寄生虫が潜んでいる恐れがありますので食中毒の危険性がありますので、幼児食に切り替えたばかりの子どもには与えないほうが良いです。
牛肉の幼児食のおすすめメニュー
牛肉の幼児食を食べさせる時は、しっかりと火を通した料理メニューを食べさせてあげましょう。
ビーフ料理のユッケ・生食いなどは、食中毒の危険性がありますので絶対に幼児食を食べ始めた子どもに与えてはいけません!
自我が芽生えて、好き嫌いが激しくなった子供でも牛肉料理なら、他の食材と混ぜて色々な料理にアレンジできますので気付かずに食べて貰う事も可能です。
私が、牛肉の幼児食でおすすめしたいメニューは以下のようになっていますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
牛丼
食物繊維がたっぷり含まれた野菜と一緒に、牛肉を炒めてあげる事で栄養バランスもバッチリな牛丼が幼児食におすすめです。
間違っても、牛丼の上に生たまごを乗せたり生ものをトッピングしたりしないようにしましょう。
ハヤシライス
ハヤシライスは、カレーよりは味も辛くないですし子供用のハヤシライスも販売されていないので幼児食におすすめです。
カレーに、牛肉を入れてあげても良いですがカレーのルーは半分が脂でできていますし塩分も濃ゆいです。
なので、カレーよりはハヤシライスの方が甘い味付けにできて食べやすいので初めて幼児食を食べる子どもには安心です。
もっと、甘い味付けにしたい場合はトマトジュースを入れてあげると薄い味になります。
ビーフシチュー
ビーフシチューは、他の食材をたくさん入れる事ができますしトマトソースを使って味を薄める事もできるので幼児食におすすめです。
スプーンでもすくいやすいので、子どもが食べやすいです。
牛肉コロッケ
牛肉コロッケは、1歳位の子どもが手づかみで食べる事ができるので食べやすく幼児食におすすめです。
冷凍して、保存しておけば後日食べる事もできますし、おやつ替わりに子供に食べさせる事もできます。
野菜の好き嫌いが激しい子どもさんには、牛肉コロッケの具材に細かくした野菜を使用してあげれば気付かずに美味しく食べてくれるかもしれませんね。
ハンバーグ
牛肉のハンバーグは、冷凍保管もできますし色々な食材を混ぜて作れるので幼児食としておすすめです。
硬さが気になる方は、豆腐ハンバーグにして柔らかい食感に仕上げたりすると子供も食べやすいでしょう。
また、野菜嫌いの子供でも具材の中に細かくした野菜を入れてあげて野菜ハンバーグにして食べさせると、気付かずに美味しく食べてくれることもあります。
牛肉の幼児食の好き嫌いが激しい子供の対処法
自我が芽生えだした子供は、食べ物の好き嫌いが激しくなる子も多いですので幼児食の料理メニューを考えるも大変になりますよね。
一度、嫌いになった食べ物は小さな子供はほとんど食べなくなります。
そこで、両親が無理やり子供に食べさせてあげるのは返って反抗してきますしトラウマになって一生食べないようになるかもしれません。
私が、おすすめする牛肉の幼児食の好き嫌いが激しい子供の対処法は、ビーフ自体があまり好きじゃない子供には牛肉を細かくしてハヤシライスやシチューの中に入れてあげる事です。
細かくした牛肉を子供が気付かずに食べて貰うことで、十分な栄養も与える事ができますしネガティブな思いをさせずに済むので安心です。
子供が笑顔で食べてくれるのが一番ですので、食べ物の好き嫌いが激しい子どもには、嫌いな具材を細かくして幼児食をアレンジしてみてはいかがでしょうか。
牛肉の幼児食のまとめ
離乳食から、大人と同じような料理メニューの幼児食を初めて子供に食べさせる時はいくつもの注意点があります。
せっかく、子供が牛肉の幼児食を初めて食べてくれたのに嫌いになってしまったら親としては一生後悔するのではないでしょうか。
できるだけ、美味しく食べてもらえるようにおすすめの牛肉の幼児食メニューを食べさせてあげたり、嫌いな食べ物は細かくして気付かれないようにトッピングしてあげたりして笑顔で食事をしてもらえるように心がけていきましょう。