最近では安価で美味しい牛肉が入手しやすくなり、おうちで牛肉を焼く機会も増えましたよね。でも、家で頑張って焼いたステーキが焼き過ぎて固かったり、生過ぎて心配だったり、イマイチ上手く焼けなかったことってありませんか?
プロの料理人でもステーキを焼く時は気を遣います。ステーキを調理する時に肝心なのは、焼き方と美味しく食べられる味付けなんです。
一枚ずつ塊でステーキを焼くのも良いのですが、もっと手軽にできるのがサイコロステーキです。一口大に切って周りを焼くだけなので、パッと簡単に作れますし、食べやすいですよね。
この記事では美味しいサイコロステーキの焼き方と、サイコロステーキをの味を引き立て、ご飯にもお酒にも合う絶品ソースの作り方をご紹介します。
予算目安 1000円(牛肉の値段による)
調理時間 15分(肉を出しておく時間を除く)
Contents
サイコロステーキの材料
・牛肉(モモ肉かロース)
・クレイジーソルトまたは、美味しい塩、胡椒 適宜
・にんにく 1かけ
・白ワインか料理酒 大さじ1程度
・付け合わせ野菜
・好みの薬味(おろしわさびなど)
a)すり下ろし野菜ソース
・玉ねぎ、人参、りんご 各1/8個
・大根3センチくらい
・にんにく、生姜 1かけ
・酒、みりん、醤油 各大さじ3
・ガラスープ(水+ガラスープの素) 大さじ3
b)ガーリックバター醤油ソース
・酒か白ワイン 大さじ2
・おろしにんにく 小さじ1/2
・バター 10g
・醤油 大さじ1
サイコロステーキの作り方
①牛肉を室温に戻し(1時間ぐらい常温に置いておく)、2センチ角くらいの一口大に切り、クレイジーソルト((もしくは潮、胡椒)を振る。
②フライパンに油を入れて、スライスしたニンニクをいれて火をつけ、中火で熱します。良い香りが出て、ニンニクがキツネ色になってきたら取り出します。
③残った油に①の肉をいれ、中火にして、片面30秒ぐらいずつ焼いたらトングや箸で面を返しながら全体にうっすら焼き色がつくまで満遍なく焼きます。ワインか料理酒を振り、フライパンを揺らしてサッと絡めてアルコールをとばしたら、火を止めます。
④フライパンを傾け、余熱で肉汁を落ち着かせます。付け合わせと共にお皿に盛ります。
ソースの作り方
冷蔵庫にちょこちょこ残ってしまった野菜をすり下ろしてできる和風ステーキソースです。
すり下ろし野菜ソース
①野菜をすり下ろします。
②酒、醤油、みりん、ガラスープを合わせて沸かしたら、①のすり下ろし野菜を入れ、2.3分煮て出来上がりです。
ガーリックバター醤油ソース
肉を焼いた後のフライパンに入れて煮詰めるだけでできる簡単ソースです。
①焼けたサイコロステーキを取り出し、アクや濁った肉汁を軽くキッチンペーパーでふきます。
②中火で酒かワイン、おろしにんにく、醤油を入れて熱し、沸いたらバターを入れて、焼けたステーキを戻し入れ、フライパンを揺らして馴染ませながらバターが溶けたら出来上がりです。
作り方のコツ
・お肉を選ぶときは、モモなど赤身肉は硬くなりやすいですがあっさり、サシの入ったロースなどの肉はは柔らかく焼きやすいですが、脂のパンチがあるので、好みで選びましょう。
・牛肉を常温に戻してから焼くことで生焼けを防ぎ、急激な温度変化により硬くなるのを防ぎます。
・ニンニクを油で熱するときは香りが出てきたら、焦げやすいのですぐ取り出します。
・フライパンに肉を入れたら、焼き色つける間はなるべくいじらず、焼けたら面を変えるという感覚で全体的に焼き、旨味を閉じ込めます。
・余熱で火が入るので、5分くらい全体を焼いたら火を止めて落ち着かせましょう。フライパンを傾けることで、余分な肉汁が流れます。
・すり下ろし野菜ソースはハンバーグにも合います。また、牛肉以外のお肉にも使えるので作っておくと重宝します。余ったら、冷蔵庫で1週間保存できます。
・ガーリックバター醤油ソースはその場でサッと作れて便利です。余分なアクや肉汁を拭くことで仕上がりがきれいになります。
サイコロステーキの作り方まとめ
サイコロステーキの焼き方について書いてきましたがいかがでしたか。気軽に挑戦できそうですよね?
焼き方のポイントをおさらいすると、
・肉は常温から焼く
・肉を焼くときは手早く、全体的に焼き固めるイメージで、いじり過ぎない
・余熱があるので焼き過ぎないようにする
などです。
美味しくて簡単で重宝するソースの作り方もご紹介しました。是非参考に、サイコロステーキ作ってみてくださいね。