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牛肉の豆知識

牛肉の鉄分!実は外国産肉より和牛に栄養があると思うと落とし穴が!?

牛肉 鉄分

牛肉の栄養素と言えば、主にタンパク質が知られていると思いますが他にもたくさんの栄養成分が含まれています。
その栄養素の中で、鉄分もビーフには豊富に含まれていますので健康的な身体をつくるには欠かせない成分です。

また、牛肉は大きく分けると国産和牛と外国産の輸入牛肉とがありますよね。
品質的には、やっぱり日本の国産和牛が最高品質で安全なんですが必ずしも栄養面も優れているのかというとそうではないのです。

実は、鉄分は外国肉の方が和牛よりも多く含まれているんですね。
それは、日本と外国との牛の育て方による違いによって飼育された牛の肉質や栄養が変わってくるのです。

今回は、牛肉の鉄分についての基礎知識情報や実は、外国肉より和牛の方が栄養があると思っちゃう方にお肉の真実をご紹介していきます。

ぜひ、参考にしてください。

牛肉の鉄分の効果

鉄分の成分は、人間が健康的な身体を維持するにあたって必ず必要な栄養素です。
私達の体内で作る事はできないので、必然的に食べ物から摂取する必要があります。

そして、鉄分が不足してしまうと貧血になってしまったり、骨がもろくなって骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の原因にもなります。
牛肉には、鉄分が豊富に含まれていますからビーフを食べることで貧血予防や骨を丈夫にする事ができるわけなんですね。

牛肉に含まれている鉄分は、【ヘム鉄】と呼ばれ野菜に含まれる非ヘム鉄よりも5倍~10倍も多く身体に吸収されやすいという統計結果がでています。
そして、ビーフに含まれる鉄分の効果は【記憶力や集中力のUP】などもあります。

さらに、血液のヘモグロビンの材料になる鉄分は、【美肌効果】も期待できますので、特に、女性の方には多く摂取して欲しい栄養素でもあります。
もちろん、鉄分も含め他の栄養素も牛肉以外からの食材から摂取できるので、何が何でも牛肉から栄養を摂取する必要性は全くありません。

ですので、牛肉ばかり食べるのではなく他の食材も食べながら健康的な身体をつくっていきましょう。

 

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牛肉の鉄分が一番多い部位は?

牛肉には鉄分が豊富に含まれていますが、鉄分補給を意識するならたくさん含まれている部位のお肉を食べる事をおすすめします。
だいたい、一日の中で人間が必要な鉄の摂取目安量は【男性:7.0mg/女性:6.0mg】となっています。

そして、牛肉の鉄分が一番多く含まれている部位は【モモ肉】です。
外国産のもも肉より、和牛のモモ肉の方がよりたくさんの鉄分が含まれていますので、国産和牛のモモ肉を食べて鉄分補給をするのがベストです。

鉄は、血液中の赤血球を生成するのに必要な成分で、わかり易く言いますと血を作るのに欠かすことのできない栄養素になります。
牛肉のモモ肉や赤身肉に鉄分は、多く含まれていますから赤身肉を食べると不足しがちな鉄分を補えるでしょう。

特に、ダイエッターの方は無理な食事制限をして、一日に必要な栄養量が不足しがちの方もいますので気をつけてください。

和牛より輸入牛肉の方が鉄分が豊富

日本の最高品質を誇る牛肉が和牛ですが、実は、和牛より外国産の輸入牛肉の方が鉄分が多く含まれているという統計結果がでています。
どの位多く栄養が含まれているのかというと、和牛よりも輸入牛肉は1.5倍の鉄分が含まれています。

ただし、どうしても品質的にはアメリカ産やオーストラリア産などの外国産の牛肉は、日本の和牛と比較すると劣るので安全面は問題視されています。
値段も外国産のビーフの方が安価ですし、栄養面も優れているのならばと好んで食べたいところですが、他の食材からでも牛肉に含まれている栄養成分は摂取できるので、そこまで拘る必要性もないのです。

トータルバランス的に見ると、日本の和牛牛肉がやっぱり一番じゃないでしょうか。
牛の生産者側でも、栄養面を重視しすぎるあまりビタミンコントロールと言った畜産技術で、サシ(霜降り)が多く入った肉質になるように意図的にコントロールしている場合もあります。

違法な飼育方法ではないですが、私達、人間の健康面を考えたら意図的に栄養を意識して飼育された牛を食べる事は、ちょっと気持ちが悪い感じもしますよね。
なにより、他の食材からでも鉄分やその他の栄養を補給できますから、あまり牛肉から摂取する栄養を気にしすぎるのはナンセンスなのではないでしょうか。

牛肉マスター
牛肉マスター
牛肉の品質は国産和牛が一番だけど栄養面は外国産が優勢です。
牛さん
牛さん
僕はちょっと外国産のお肉を下に見ていたけど見方が変わるね。
牛肉マスター
牛肉マスター
牛さんは和牛だからプライドが高いんだね。

和牛より外国産の牛肉の方が栄養があるの?

国産和牛より外国産の牛肉の方が、栄養価は高いのですが、それは日本と外国との牛の育て方の違いによるものが大きいです。
外国産の牛は、牧草だけを食べて飼育されている事がほとんどなので、日本人の口には合わないとも言われています。

また、輸入牛肉は運搬中に熟成が進んで特に赤身肉の旨味が増すという特徴もあります。
わかり易く言いますと、和牛はサシ(霜降り)が多く入っているのが特徴で、外国産の牛肉は筋肉質で赤身肉に旨味があると言ったところでしょうか。

では、和牛よりも外国産の牛肉の方が栄養があるのに、なぜ人気なのは依然として日本の和牛なんでしょうか。
それは、輸入牛肉は焼き方で上手く焼けずに硬くなり過ぎたり、独特の風味が日本人には気になったりするので安くても、なかなか好んで購入されないという理由があります。

後は、やっぱり病原菌・寄生虫などの危険性も輸入牛肉の方がリスクが高いので安全性も気になりますよね。
しかし、和牛は日本の最高品質の牛肉ですから味も美味しいですし好んで食べたい人も多いですが高価ですから手が出しにくいです。

その点、輸入牛肉は安価で栄養がありますが味は和牛に比べて劣るのと安全性の問題で好んで食べにくいという、それぞれの特徴がありますのでどちらの牛肉も私達、消費者にとっては考えさせられますよね。

牛肉マスター
牛肉マスター
日本と外国牛の肉質が違うのは餌や育て方の違いが大きい。
牛さん
牛さん
外国の餌も食べてみたいなー。

牛肉の鉄分は加熱処理すると失われる?

牛肉の鉄分を加熱処理すると、鉄分は火を通しても栄養が失われにくいという特徴があります。
他の、栄養成分は火を通しすぎると栄養が失われやすいのですが、ビーフの成分は比較的に栄養が損なわれにくいです。

ですが、他の食べ物からでも鉄分は摂取できますから、牛肉を加熱処理すると栄養成分が失われてしまうと、あまり気にする必要はありません。
お肉は、しっかりと加熱処理しないと病原菌・寄生虫などを死滅させる事ができないので危険です。

ですから、牛肉から鉄分補給を意識するのではなく他の食材からの栄養補給を意識して牛肉料理を食べるように心がけましょう。

牛肉の鉄分のまとめ

いかがでしたでしょうか。

牛肉に含まれている鉄分は、ヘム鉄という鉄分でほうれん草などの非ヘム鉄の野菜よりも5倍~10倍も人間の身体に吸収するスピードが高いです。
貧血予防や骨を丈夫にする効果があったり、健康的なお肌をつくるのにも鉄分は必要です。

ですが、他の食材からでも鉄分を含めビーフの栄養素は補給できますので、そこまで牛肉から栄養を摂取する事は意識しなくて大丈夫ですよ。

seventh sense株式会社代表取締役
daisuke.k
牛肉好きが功を奏し、全国のステーキ屋、焼肉屋などに定期的に足を運ぶ。
通販ももちろんチェック。スーパーマーケット通いが好きで、
各お店の牛肉の値段を把握している。
過去に、日本料理屋、焼肉屋、韓国料理屋の キッチンで腕を振るっていた経験もあります。